キャロライン田中の読書日記

読書やらの日記です。たまに音楽評も書きます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

【読書】獄中19年:すでに役目を終えた本であるが、韓国独裁政権時代を切り取った本という点では貴重。ただ、それしか価値がない。

【総評】1994年時点では説得力があったんでしょうね。しかし、かれが北朝鮮工作員で、北の同胞の状況を知っていたと推測される今では、まったく説得力なし。 獄中19年―韓国政治犯のたたかい (岩波新書) 作者: 徐勝 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1994/0…

【読書】山月記:高校生の時とは別な読み方を…

【総評】道徳的読み方に違和感をもった高校時代とは違う読み方をした。異論は認める。 山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫) 作者: 中島敦 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1994/07/18 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (77件) …

【読書】ヘイト・スピーチとは何か:法曹の中にいる人間が出すべきではない駄本。芦部や四人組を100回読み返せ。

【総評】2013年にもなって、なぜ岩波からこのレベルの本が出るのか出版社の良識を疑う本。ほかの本を読め。 ヘイト・スピーチとは何か (岩波新書) 作者: 師岡康子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2013/12/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (15件…